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2004.10.20

ある種の危機

 随分昔の遊び仲間が死んだ。
今朝は息苦しくて仕方なかったから、セディールを飲んだ。大差ないのでセルシンも飲んだ。気が付けば立て続けに飲んでいて、流石に、目も開かない。猛烈にぼけぇ~としている。

 随分昔の遊び仲間だ。始めは思い出すことも出来なかった。亡くなる前に2回電話があった。登録されていない番号だから私はそれを無視した。何度か筺体を変えるうちに、もう連絡を取ることも無かろうと消していた。

 彼女はそのプロフィールの為に、今後彼女を全く知らない人にまでそのプライバシーをガリガリと暴かれてさらしものになるのだろう。

 だから彼女は死ななければならなかった。

 最後にあったのはいつだったろう?自分のプロフィールについては多くを語らなかったし、私も特に聞かなかった。だからと言って私は私が見たもの以外の彼女を知りたいとは思わない。

 彼女が死ななければならなかった理由。彼女がそうして死んだ理由。

 私が想像できるのは、彼女が彼女の人生を自分の手に握り締めることが出来なかったということ。その場その場で人格を変えて、その時その時を自分の意思でなく周囲の期待する通りに振舞い続けたということ。
 信頼できる人間関係も、演じなくてもいい相手も、手放してしまったのか、手に入れられなかったということ。

 人は誰かと・・・真に繋がっていなければ、生きていくことが難しい。

 もはや冥福を祈ることしか出来ない。死して尚、彼女を惑わせる無責任な力が働かないように。祈る。

 嵐が来るなぁ。

 

 
 

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