« 【美】台湾 | Main | 不安発作と陽気な人 »

2007.05.11

ほぁ【茶】ぁあ

 気合を入れてみました。
 中国茶 というと、酷く小さかった頃に、母の乳母やさん(大陸中国人)が、お正月(春節)のお茶だと、おちょこみたいな器に、真っ黒の酷く苦いお茶と、天目茶碗みたいな大きな器に明るいお茶を入れて、アラレ(ヒナアラレみたいに甘いもの)をどっさり入れてくれて出してくれた。そんなことを思い出す。
 大人になって、調べてみてもそのお茶の故事来歴は良くわからない。ただ、すごく重要なもということは、子供でも分かった。

 
 

 

  タクシー運転手の 林さんは、元農林水産省のお茶の専門家。
「台湾茶の卸は50件有るけど、有機は2件しか無い!インチキやるミセもたくさん有る!でもこのミセは大丈夫」と茶屋に連れて行かれた。いや拉致か?
タクシーの運転手と、お茶屋と、マッサージはネットワークの基本らしいけど(笑)。自分で嗅いで飲んで、もうめいっぱい驚かされたのだから、騙されたなんていーませんよ。良い思いしました。(先に言っておこう)
 5月ですから新茶の季節。私の胸くらいの高さのお茶の缶がならぶ。 林さんの後について入店。
 林さん、台湾語でミセのスタッフにざっと挨拶でもしたのだろうか?お茶の缶を、パッカパッカと開けて、嗅いでみなさいと言う。フレーバードのジャスミン茶。新芽を丸めたタイプのもの、東方美人、トンチンウーロン茶、高山烏龍茶茶(林さんは タカヤマうーろんちゃぁ と発音した、タカヤマが素晴らしいという)嗅覚は味覚の兄弟だから、意地汚いあたくしは、香りにも意地汚い。ジャスミンのあでやかな香りも、極上の紅茶の香りも、ちょっと渋い烏龍茶の香りも。「うぉおお〜」と声が出る。驚く程、ビビッドなファーストが大気に混ざってこれまたイーカンジになるんだから。「これ新茶よ!一番良いね」と高山烏龍茶の缶をパカっ。
 バニラ、ココナッツ、甘い香りがうわわーんと広がる。「なんぢゃこりゃ?」「これ、烏龍茶なの?」逆毛が立ってるのが分かる。めまいがする程の衝撃。
 林さんのDNAをほのかに感じる、パープルのスーツを着た日本語の達者な女性が出て来て「試飲しましょう」と言ってきたところで、林さん退場。
  お茶の美味しい飲み方っつーのは、有るのだな。温度とかなんとか・・・ちなみに、茶藝は中国茶プロモーションの為に作った作法だから気にしないで良い。 ちうごく  と言えば、ネスカフェの空き瓶に茶っぱを放り込んだもので、いつでもどこでも、何でも茶にして飲んでしまう芸風・・・だと思ったけど、台湾では各所にコーヒーショップがあって、カップの蓋がパウチの紙コップが主流のようです。(脱線)
 
 基本意地汚いので、一番旨いものを見つけてしまうとなかなか他に目がいかない。商売上手な彼女に色々進めてもらうが、やっぱり 「たかやまうーろんちゃぁ」ですよ。これねこれ。阿里山とゆーところのもので、世間的にもたいそういいものらしいですけど、私もそーおもいます。
 しばらく分を購入。茶梅も購入。確かに、こんな茶を飲みながら、茶菓子を食べてぼんやりしてたらしあわせよねぇ〜。
 で、占い師に水を沢山飲むように言われた、相方はサーモの茶こし付き水筒を持ち歩いております。
あたくしも、水だしのお茶を水代わりに飲んでおります。茶殻は枕にします・・・そのうち。

 林さん直伝【お茶の選び方】
・ 最初からパウチした物を売る店は ×(古いのや違う物を売りつける業者もいる)お茶缶から詰めるところをちゃ んと見せてもらう事。
・高山茶と言っても、高ければ高い方が言い訳じゃない。1800m以上の高度を言われたら、インチキ・・・その高 さではお茶は育たない。
・かならず手つみで手もみかを確認する。味が全然違うそーでふ。高山茶は単価は高いけど、何煎も出るから逆にお得よ。
(大和国にも手つみ手もみのお茶有りますけど新茶だと100g2万とかしやがんの・・・)

 これを、守れば、必ずや至福の茶に巡り会い、中性脂肪を下げ、ガンを予防し、肌を美しくし、風邪を引きにくくし、日々健やかに過ごせる事請け合い・・・さー、茶を飲め茶を飲め。(笑)

 

 
 
 

 

« 【美】台湾 | Main | 不安発作と陽気な人 »

Comments

The comments to this entry are closed.