商店街の死刑場
週末はスキーに出掛けていて、しこたま飲んだ。(それをスキーに行ったというのかは置いておいて)
で、寝た。夢を見た。
先日退職した同期が死刑になる夢だ。
本人は否認する、殺人事件の被疑者であって、冤罪だと私は信じている。人気の無い商店街に、折りたたみ机が2台おいてあって、手前の机の向こう側に、その同期。こちらがわに私。
冤罪を主張する私。叫ぶ。人は人を裁けるのか?国家は国民を殺す権利があるのか!等等・・・
すると本人が、赤い紐を出して、これで殺したという。
私は、一人しか殺していないのに!と講義する。後ろから殴られる。
本人は歩き出し商店街を抜けていく。もう一つの折りたたみ机が焼香台となる。本人が仏教徒だったのかどうかは分からないが、このぐらいの見送りはするのだと思う。
ここんとこ報道される、裁判員制度のことやら、星嶋被告あたりがベースになっている。
退職した同期には、色々と思いがある。むろん、殺人をするような人ではまったくない。
昨春にラストチャンスと復帰した。
長引く無気力感、精神的な不調は、次々と病名を変えながら、 うつ病 に落ち着いた。本人それでだいぶ楽になったようだ。正体不明のものでないと・・・思えたから。
就業時間を少しずつ延ばしていったが、ある一定以上伸びるとどうしても無理になってしまう。次第に状態が悪化していく。昨日できたことが今日出来ない。
私が生息できるのだから、良い会社だ。同時に、個人事業主の集まりなどと揶揄される職場だ。その個人の芸風っつーかそんなんで業務が進む。
このままだと、今まで繰り返してきたことと同じになる。先が見えてしまった。と彼は言う。で、もっと向いた働き方があるのじゃないかと。それで、退職を決めた。 と 言う。
今の病名は?と問うと、 社会適応障害 だと言う。
引っかかっていることを、ひっくりまとめて夢にしたような・・・。
The comments to this entry are closed.
Comments