かいのわぁるあるいはブドウ山梨25号
25号・・・にじゅうごごーーーーーーーーーーっ。
ぜいぜいはーはー。
さぁ。山梨に行こう。
とりあえず勝沼だ。
集中力ってものの力を信じている。ノリノリの時なら神様も味方してくれる。ってわけで、火曜日に山梨ヌーボー祭@日比谷なら、週末には勝沼本土へ。
行ってみよう。2時間でたどり着くぞ。
実は前日がワインツーリズムとゆーイベントだったそうです。わざと外したわけじゃありませんが、団体行動(?)の苦手な私には、マツリの後のほーがお似合いで、冴え冴えとした青空に人もまばらな勝沼ぶどう郷駅に到着。ウロウロ歩いて、てきとーに巡ったら、上がりをぶどうの丘にしよう。そこで買い物をすれば重くない。っつ~完璧な計画!
トンネル、バス停の墓場を抜けて、ブドウ畑を抜きぬける。肥料の臭いと、落ちた葡萄の臭い色づき始めた山と、観光バス。
でくでく歩く。どうも歩くという移動手段が一番情報を集められる気がしてならないんだ。効率は悪くても、これが楽しい。葡萄郷ちゅーぐらいで、取りそこねの葡萄も色々、葉っぱも色々。取り忘れの甲州かなんかを一つまみ。
おいしー
おいしー
ブドウ畑をつっきって、勝沼ワイナリーへ。大手さんだけあって、観光バスもいっぱい。どくだみワインだとかの口上をしている。無料の試飲はけっして悪くない。
15年ぐらい前の無料試飲なんて飲めたもんじゃなかったから、これはすごい驚き。
甲州の樽熟成なんてかなり立派なものだ・・・観光バスの団体さんに押し流されて退散。
腹減ってきたな・・・
ぐーぐるの地図一枚で出てきて、行く先々で地図をGET。原茂でバーベキューが出来ると書いてある。これだけ天気がいいのだから、葡萄の木の下でBBQなんて素敵だわっ・・・って、事前予約のお客さんでいっぱい・・・。
しょぼけて退散。
某サイトのプロモーションの写真は原茂で撮ったのね・・・。日本酒の酒蔵と一緒です。地元の名士が酒を造る・・・。豪農、庄屋そういう言葉がよく似合う。
勝沼はもうしっかりビジネスが確立しているようで、それなりにコナれた状態で、かつ、潤っているのがよく分かる。葡萄と酒で成功したケースだ。
歴史も味方したけれど、なにより、ロケーションが効いていると見たね。中央道に中央本線。東京から100キロ、一日あれば充分巡ることが出来る。
原茂を退散し、ハラペコふらふらで、大きなレストランが併設されたシャンモリへ・・・
ハンバーグとチキンのチーズ焼きをシェアして食べる。ガルニは全メニュー共通でも、ハンバーグ自体は美味しかった、ソースも良かった。グラスワインを頼んだ際に「新酒もありますがいかがしますか?」と問われ「旧酒で」と答える。グランシャンモリ単品だと ほにゃへらへ だが、食事とは面白いぐらいに合う。
地の飯に地の酒。これは宇宙の法則に等しいな・・・
ちなみにシャンモリ。T田さんの血脈ですって。ホンダの軽トラックを重用しているようですが(笑)
そうそう、実は勝沼に取り立てた思い入れが無い。(きっぱり)
ワイナリーでココ!と思うのは丸藤位で、なーんも知らないずぶのしろーと。ずぶずぶでんがな。
で、モンシェリ のお向かい。
シャト○○○(ケーキ屋かっ?けちんぼだから名称は伏せさせていただきます。) に、ついでだGO!とれっつらご・・・・・
甲州樽熟成・・・
うまい。うまい。ごくキレイな作り。
ソビニオンブラン
ほへぇ~いいにほひ~おいしー
メルロー樽熟
おおおおおお、これはこれは!
でもって、おそらく今回の一番
かいのわーる
な?なんなんな?なんなのさ?なにぬねの???
甲斐ノワールは、ブラッククイーンとカベルネソビニオンの掛け合わせた品種で1990年に固定されて発表されたものだそうです。マルベックとかシラーとか黒酒の好きなあたくしは、ブラッククイーンにも興味があったわけですが・・・
甲斐ノワール。なんか、神経を逆なでするようなモゾモゾムズムズするようなそんでもって忘れられないような、ついでに切ないような・・・
なーぁにーコレ?!美味しいとか不味いとかそんな単純なもんじゃありません。
オミセのおにーさんがブドウ畑の場所を教えてくださる。実に小さい。実に細かい。
生産量が少ないながら、非常に素敵な作り手。現地来ないとわからないわ~ぁ。
表に吹く風は甲斐ノワールの気分かもしれない。これはまた大変気分が良くなって、葡萄の丘では扱ってないとゆー甲州樽を担いで、トコトコ。途中、スズメの合唱団に送られて歩く。
大泉(だっけ)一番古いぶどーがあるだとかなんだとか?
そーりゅー
あっしの好みとは違うのと、地元で売るものとお土産のラインナップの違い・・・ただよう空気。ついでにアレルギー。静かに退散・・・
したらば、ご店主追いかけていらっしゃる。あたくしのペットボトルの麦茶を指差して、なにか言いたげだ。「新宿駅で買ったんです」
万引きか何かと思ったか、試飲のワインでも詰めたとでも思ったか。アレルギーで片目腫らしながら実に腹立たしい・・・
ダイアモンド酒造
あんまりいいイメージが無いとこだけど、まー寄ってくか・・・とお邪魔する・・・と感じの良い円テーブルに座らせてくれる。
シャルドネ。うまい・・・ふつーに旨いよ?ここ山梨でしょ??
甲州・・・これもキレイ・・・
奥から髭の若大将が出てくる。色々と工夫されて作っている様子。並々ならぬ情熱が伝わっては来るが・・・これから私ら徒歩で移動せにゃならん。酒瓶は増やせんのよ・・・と、シャルドネ一本で退場を試みるが・・・ご店主最後に、ワインビネガーを薦めてくれる。
と、これがやたらと 旨い。めたくた 旨い。すっぱいけど、 めたくた 旨い。
ので、ワインビネガーも購入。帝国ホテル中村大先生のご本が置いてあると思ったら、中村先生推奨品だそーです。これで野菜のマリネね。シーフードもいいわ。
段々荷物が多くなってきたぞぅ~
と、一応山梨醸造所(すいません、名称違うかも)
アントシアニンを補給して次へ
目指すはルバイヤート。丸藤の近所がフジッコなのねー。って距離的にはほぼ対角線です。
まずはフジッコへ。ここも大きな設備。観光バス対応された建物のよこはすぐ中央道。にゃるほろ。
人気の無い試飲スペースでチミチミと。フジッコのスパークリング旨いですよぅ。って、これもぶどうの丘での扱い無いということで、背負う。
で、丸藤。
宮崎駿をキレイに磨いたようなご店主。
熱心風なわけぇの。
品の良い奥方。
ココの酒は保障付き!ったらば、昨日のお祭に出したものの練習版の残があるということで、貴重な最後の3本から1本。スパークリング。
プチベルドの単種。
試飲はどれもかーなりぐぅ・・・
結局背中にあわせて7本の酒&酢。
ぶどうの丘まで歩くと話したら、かなり真剣に止めていただいたが、「やまがもんはあしがたっしゃですけー(注:妄想)」と、徒歩・・・
日は暮れる。真っ暗。酒は重い。
1.2kmの表示の先はずっと上り坂、丘ですから。
1.2km絶対嘘。
バッグにしゃれて入れておいたトーチが役に立つ・・・
ちくそぅ、殺す気か。
ぶどうの丘到着。試飲は閉まったところ。
結局 シャ○○ーゼの甲斐ノワールを1本購入して、宅急便に出す。
葡萄牛のすき焼きをメインで、グラスワイン。。。かいのわーると味噌は絶妙。
フラフラ北区10時には到着。
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Comments
きょううさぎのなかのうさぎが推奨するはずだったの。
Posted by: BlogPetのうさぎのなかのうさぎ | 2009.11.09 02:38 PM