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2010.09.15

【旅程&雑感】青い国から(リライト)

 翌日はフライトまでドライブ。

 来間島に向かう。宮古島の見ものは、島をつなぐ橋。両サイドを青にはさまれると、解けてしまいそうになる。

 タコのオブジェ(?)に青い空。

 昨日よりもちょっと海はラフ。

 オリオン飲んで、那覇へ、オリオン飲んで、羽田へ。

 キハチでおゆーはんして帰宅。

 南の島に行くと肌で感じるのは、命のサイクルの早さなんだけれども・・・。だから、生と死の境界が、東京よりぐぅっと薄い・・・今回の目的が、相方を海に返すことであったのも影響しているのだけども終始そんな感じ。

 ウタキ(御嶽)にご挨拶に伺えば、ユタ(奄美地方から沖縄地方のシャーマン)が祝詞(?)を上げている。ユタの存在は知っていたけれど、既に廃れた風習だと思い込んでいたのが、いたってふつーに(その後もユタの儀式の跡と思しきものを2回見ている)ユタは現役で、依頼主の悩みを神に聴いている。

 しょっぱなからユタに会う。私はオカルトは嫌いだけれど、プリミティブな信仰が好きだ。人の本質が有るような気がする。
 ユタも人心を惑わすとして、規制の対象になってきたようで、「ユタを呼ぶ人は災いを呼ぶ」とも言うらしい。わからんではいが・・・
 シャーマンにお願いしたいキモチが今の私には自然なことに思えてならない。

 沖縄のお墓は、大きい。宴会をするため、洗骨(これは現在は行われていない)をするため・・・つまり、亡くなった人との接点のサイズだ。

 お墓の前で泣かないで下さい~♪ どころか、お墓で酒盛りをするための墓だ。なんてラブリー。

 それが、そこここにある。古びたものから新築まで。ピカピカのタイル張り、コンクリの重厚な奴。集合住宅風に至るまで。
 
 そんなラブリーな舞台装置が、手を伸ばせば、ふつーにあの世に届くような、そんな空気を作っていた。。。でも別に、怖いとか、不安だとか、そういうのはまるでない。非常にフラットな、ただ、普通につながっていく、バリアフリーな、この世とあの世。

 宮古に向かう飛行機で、アホみたいに泣いていた。その後も折々で涙が出たが、その継続性のよーなものが、終始、気分を楽にしてくれた。普通に、そこいらに、居るみたいで。たまたま見えないだけのような気がして。

 赤道直下の島よりも、理路整然としているのも、また丁度良い感じだった。

 池間島のタコの横は、美しい断崖である。それは、スラウェシのトラジャ地方の風景をホコリはたいて、よおっく磨いて、小さくまとめたような雰囲気。

 トラジャの伝統的な葬儀は、人が亡くなると、その家の軒先に何ヶ月か吊るす。1年以上吊るすこともある。
継続する死なんだとか分析した文章があったな・・・。
 そして、断崖に、死者に似せたタウタウという人形を飾る。ほぼ等身大の生々しいサイズのもので、けっこうリアルで、断崖から生者の住まうところを見つめるように置かれる。

 
 そんなことを、ふつふつと思い出す旅で、様式や儀式はなくても、こんなのも、構造はしっかり通過儀礼で、そこを通り抜けて・・・

 さぁ、次へ・・・いこ~か・・・。
 

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Comments

ども、非課税さん(謎)

こんな風に俯瞰して自分を観察できるんだねえ、えらいねえ。御嶽の起源とか、いろいろと怪しい(楽しい?)話しもあったけど、やはし信仰ってのは気の持ちようって言い切っちまうと身も蓋も無さすぎかしら?

ちなみに、タコが聳えていたのは「来間島」だかんね。同じような農道(橋)で結ばれてる島だけどね。

Posted by: Benjamin | 2010.09.15 11:58 PM

いやん。間違えちゃったわ<島の名前
定かでなかったので、ぐぐって、誰かのブログから情報ひいちゃったのが敗因(^^;
ルートがつながらないから変だなぁ~とおもっておりました…いかんなぁ。
後で、こっそり直します~。

非課税の証拠写真もUPしなきゃっ!

Posted by: akizo | 2010.09.16 07:30 AM

>俯瞰して自分を観察

エライこっちゃ全然なくて、自分の治まりを付けるためのステップで…
 それが、前に出てしまうのは、自己客体化、自己の対象化ってーのは、私が学んで身に付けた、数少ないテクニックだからだと思う。
 私は、感情のぶれ幅が平均値よりも大きく振幅する性質をもっていて、しばしば暴走してしまうので、それをコントロールするために、自己客体化は必須なんだと思う。
 座禅を組んで悟るとか、そういう方法もあるとおもうけれども。

Posted by: akizo | 2010.09.16 07:43 AM

うちなーのヒエラルキーは、ぐそー(後生、あの世)が一番上、次が片足そちらに行ってる年代物のおじいおばあ。だから年寄りは大事にされる。住民票開始によらず、行方不明はほとんどいないだろうね。あの墓は素敵な世界への入口だから、家のそばに普通にあるんだな、きっと。そして、死が近くにあるから、沢山の生(子供)が必要なんだろうね。時間の概念が内地より永いかと。

Posted by: しーちゃん | 2010.09.17 10:05 AM

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