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2010.11.17

君の比率を下げてもいい?

 君の比率を下げたいの。早いかもしれない、冷たいかもしれない、血も涙もないってやつだが、
一人で居るときは、どうしても君のことばかり考えてしまう。勢いカラダが動かなくなる。以前は、振り払うように掃除も出来たんだが、どうにも気力が出なくて生産性ゼロの時間を過ごしている。
 
 だからと言って、
 仕事中に突然君に連れてかれてしまう(意識がトぶ)ことはほとんどなくなった。
 もう人前では泣かない。
 飲酒して理性レベルが下がると、その限りではない(^^;が。泣かないようにしようと思う。

 今朝の裁判員制度での死刑判決のニュースを聞いて、人が人を裁くことがそもそも出来るのか?とか、社会が死を与えるということはなにか?とかぼーーーんやり考えていた。

 そして、今朝のクオリア

 3月、君のガンが判った時、4期だと分かったとき、正直言えば、近い将来死んでしまうのは分かっていた。それが、半年後なのか、1年後なのか分からなかったけど。
 一回目の抗がん剤が効くまで、日単位で進んでいく、お別れを日々感じていた。一度目の抗がん剤で一旦回復し、私の頭は逃避する。時間の継続を無視する。

 今朝、死んでしまうことは分かっていたんだよ。と言ってみる。分からないフリをし続けただけで。

 ちょうど去年とった写真と同じような髪の長さで、同じカットソーを着てみたら、くたびれた面構えと、髪の白いのがよく分かる。

 時間はとまりゃしない。

 自然に君の比率は下がっている。ちょいと前なら、それに抵抗したけれど、今はむしろそれを促進したい。

 なぜなら、あの時の、逃避と同じ事をしたくない気分になったからだ。

 昨夜、読みかけの本を4冊並べて端から読み終えてみた。君が病気になる直前によんでいたものや、亡くなった後に買ったもの・・・。宿題を終えたみたいでちょっと楽になった。

 もうちょっと解放してもらっていいかな?君の比率を下げてもいいかな?
君は私を作った材料だから、君は私の要素だから、ずっと一緒なのは変わらないけれど。

 何も答えてくれないでしょ
 抱きしめてくれないでしょ
 もう話すことができないでしょ

 そういえば、夢で「じゃね。」と言ったのはさー、まだ一緒に住む前の時代の台詞だよね。

 君の事をずっと考えているのは苦しいんだよ。
 

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Comments

僕だったら、自分のことばっかり考えて苦しむようなら比率下げてもらって構わないと思う。
忘れないでいてさえくれれば。

BMのこと、僕らも忘れないからさ。

Posted by: くちから | 2010.11.17 01:49 PM

あなたの気持ちの通りにすれば良いんだよ。想い、悩んだ答えなのだから。

Posted by: ちひろ | 2010.11.17 02:43 PM

さんきゅ

 下げてもいい?と言っても、どうやって下げるのかはよく分からないんだけどね。

 君が居なくて辛い。にすべて押し付けてもしょうがないのよね。それは逃避の変形だと気が付いたんだー。

 
 

Posted by: akizo | 2010.11.18 02:10 PM

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