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2010.11.09

まだ泣いているのだけれども

こちとら江戸っ子でぃ、セッカチなんでぃ・・・。

 先日の日曜日に、懸案だった屋上のウッドパネルの撤去が完了した。相方が屋上庭園を造るんだって、セッセと張ったものだけど、4年ですっかり朽ちてしまった。このままにしておくと危険なので、早急な対応が必要だったから、無事撤去完了して、実にホッとしている。

 昼過ぎから夜まで、友達に手伝ってもらって、内装屋の友達が仕切ってくれて、非常に効率よく完了した。心から感謝。

 事務手続きも・・・結局プロにお任せして粛々と進行している・・・。いくらかるのか知れたもんじゃないが、プロに任せたほーが、この手のモノは早いのよね(^^;


 で・・・次・・・


 やっぱり、毎日悲しいし、辛いわけ。でも、いつまでも、めそめそしててもしょーがないし、のべつ泣いているのは日常の社会を侵害する暴力にも似ていると思う・・・。

 ちょっと前だけど、めそめそ話していたら、「いつまでもそんなんじゃ・・・」と不快感を隠さなかった人がいたのね、そして、また泣くという有様・・・。

 でも、その人の言うことはごもっともで、日常の中に、触れたくない非日常をばらまくのはよろしくない。暴力っぽい。
 だから、これでもちょっと注意して、努めてめそめそしないようにしてる。これでも。

 
 泣きごとを言う効果については、それこそ秒単位で認識しているわけだから、泣き言は言いたい、でも、垂れ流しは良くないね・・・という、現時点の結論。


 しからば、と、死別でコミュニティかなんか探してみたりした・・・


 ら、


 ピュアに辛い気持ばかりが掘り出されてしまって、猛烈に 辛い 。

 もちろん、そこで、泣き叫ぶのは許されているのだけど・・・

 なんか、もぅ、嘆きたくないんだなぁ…と、嘆くのはもう沢山なんだなぁ~と、自分が感じていることに気が付いた・・・。

 嘆いてばっかりいると、病気の事しか、嫌なことしか、思い出せないし、それって、不要なことではないけれど、それだけではなにも出来ないんだよね。

 そのコミュニティでメソメソ泣いてるのなら、ビール飲んで騒いでる方が・・・好きかも・・・。です。
どっちが、と比較することではないけどね。


 ガンで死んだ人が、そのあと一回だけ説明を受けられるチャンスがあって、相方と一緒に説明を受けに行くのね、
「骨髄なんてまっくろじゃないですか~、抗がん剤ってなんなんすかー?(笑)」
「時間稼ぎと言うか、ま~、実際、進歩が無いんですよね~」
と終始和やかな会話。

 脱毛する前のヘアスタイル、痩せる前のガッチリした中年太りバディ。きゅっと抱きしめてくれて「またね」と言った。

 うれしかったなぁ。夢だけど、夢の中だけだけど、嬉しかったなぁ。すごい幸せな気分になった。
 

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