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2011.12.05

おろかとか開き直りとゆーよりか産土だから

 常陸大宮とゆーところにいって、酒飲んで、アホみたいな青空とちょっと過ぎた紅葉をみて。

 旨いもの食べて。楽しかった。

 

 屋根瓦が落ちた家はたくさんある。ほとんどフォーカスされないが、ここも被災地。ふかふかの落ち葉を見ると、放射性物質がなんぞくっついておるのだろーと思う・・・けど、私の感覚はなにやらゆるい。(常陸大宮が汚染されていると騒ぎたいわけじゃないぞ念のため)

 アホみたいに青い空に、美味しい地のもの。風評被害で苦しいらしい。「風評被害」は「直ちに人体に影響はありません」と同義であって、警戒すべき言葉なんだが・・・たとえば、ここに住んでいるヒトを、動かせようか、動かせまい・・・。行ってみて分かるそんな確信。

 あまりに美しいのだから。

 私はどっか、軽く死んだよーなものなので、ベクッてよーがなんだろーが、でんでん気にならんのだが、この青空と、黄色い葉っぱが、「汚染されている(かも)」なんて、言われるのが、実につらい。

 まだ昭和の頃。手塚治やSFマンガは、核戦争や環境汚染で、地下や、水中に逃げる人の生活を書いていて、エコだ、ロハスだなんてゆーまえに、子供の私を相当にビビらせた。野生の王国や、ABCのシャチやクジラの番組で、自然の絶対的な美しさとゆーものとハイブリッドで、価値観の根っこを形成していった・・・わけだ。
 テレビってすごいね。
 じゃなくて、

 海はベクッて魚は食べられなくなり・・・山もベクッて、ジビエは流通しない。学研のマンガは、大気汚染で太陽光が入らずに、暗闇と極寒であったけれど、手塚治の海底都市の上は、明るい荒野だったな・・・。
 やたらと澄んだ空気で、ひどくくっきりした美しい田舎の風景と、目に見えない「汚染」とやらは、スマホを握り締めて、小さな車でで高速飛ばしてやってきた自分に、ひどくシックリきてしまう。そういうもんの上で生活してきたんでしょ?って、幻聴を聴く。

 ひじょーに個人的な、感覚的な、何の原動力にもならない、確信。
   
 
 

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