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2013.03.10

巡礼あるいは聖地

 バラナシへ行く前に、
 
 巡礼について。

 己の信じる宗教の、聖地へ赴くことを巡礼という。
 日本では、お伊勢参りとか、お遍路さんとかで、ちょいと観光化されていていやよねなんて思っていたが、実はいずこも似たようなもので、
 ちょいとしたレジャーとして聖地へ赴く。

 小説の帯に、巡礼に趣いても忘れられぬ喪失の追慕なんぞと書いてあって、


 聖地に行ったからといって、ミニマム自分の超ミニマム喪失をどうにかできるわけあるまいがなチョップ。と思うしだい。

 そんな、センチメンタル知るかよ。です。っつーのは、一神教の信者の言う言葉か。

 もし、遠方へ、交通機関を使って行くことができて、君に合うことができるなら、この気持ちをどーこーできるなら、這いずってだっていくさ。そんなことできるわけがないってことをお釣りがくるほど知ってるからやらないけどね。
 人生をかけて関わることを決めて、それを失ったからといって、そーそー簡単に別に行けるわけあるまいよ?んな簡単なもんじゃない。飛行機に2回乗って10時間かけたからといってたどり着いたりするものか。
 そんな、生ぬるいもの選んだんじゃない。私の人生。相当の覚悟をもって、ひとまわり以上違う人生の人と関わって、死ぬまで一緒にいようと思ったんだから。冗談のように早くしんぢまったが。

 四国に行って、うどんくって、なにがどうにかなるかよ。と

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2013.03.02

まだ余裕こいてますデリー@インド


 インド帰りで扁桃線腫らせて、未だかつてなく手こずって結局1週間患っておりました。

 扁桃線とインドの因果関係は説明できないが、まぁ、そのぐらい全力使ったってこと。

全力使うに見合う、素晴らしいトコロだ。

インド素晴らしい美しい凄まじい感動的だ。


膝から上は。膝から上は。(膝から下はあるいみ感動的だけどさ)

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ずっと見てきたがもう関係のないもの

 実家へゆく。渡すものがあるというので。こちらもバラナシで買った
(バラナシは2000年前はカーシーと言って、天衣を作る場所と言われていて、日本だと羽衣の産地なんだ)
シルクとゴートウールを持ってゆく。

 ハハオヤ用のシルクは、「こんなの要らないわ」とため息をつかれる確率を8割としていたが、意外なことに受け取る。

 しばらくして、スライサーで手を切ったと騒ぎ出す。ティッシュペーパーを上から何枚もかぶせて、ヒーヒー悲鳴を上げているから、止血をしようかと近寄ると、大丈夫だからと、ガムテープで巻き始める。そこ閉めても止血にならないからと手ぬぐいを巻こうとしたが、止めて!と怒鳴る。
 チチオヤが、また切ったのか。と言うと、又じゃない!と激昂する。ガムテープで巻いた手を振りかざして、前回は何時だと問い詰める。しばらくして収まったか(ハハオヤのパニックが)と思うと、またギャーと叫ぶ。ガムテープの隙間から流血している。だから止血するから。と言うと怒鳴り返す。

 ぐちゃぐちゃのキッチンを少しは片付けてやろーかと思ってシンクの前に立ってみたが、この混乱を私が片付けてしまったら、もうなんだか、いい面の皮っつー気分になってやめた。ここ数年ですっかり憔悴した風のチチオヤは悲惨だが、これはもう自己責任だから残念ね。
 思えば実家はいつもぐちゃぐちゃだった。今の住居がそれほどひどくないことを考慮すると、私が原因ではないようだ。
 思えば、常にハハオヤの叫び声が響いていた。叫ぶが、問題を解決させようとはしない。叫ぶことが目的のようだ。手を切ったとしても、チチオヤが心配する様子はない。私も又か・・・と思ったが、もう割と、私は、正常なので、正常な人間のようにケアをしようかと近寄るわけだが、ものすごい勢いで罵って拒否するわけだ。まーべらす。これだ、この家の構造を・・・幕が上がって5分でその舞台を説明するという脚本で使えるよなそんな様子。
 ぐちゃぐちゃの家も、ぐちゃぐちゃにされた私の価値観も、まーその時の自分はいい加減悲惨だったと思うが、子供というのは経験が少ないから相対化できないだけに耐えられちゃったりするわけで、それで、もはやそこに戻ろうとは思わないし、近寄ろうとも思わず、近寄らずに生きていけるのだから、もう関係がないのだ。
 強いて言えば、皆様方のデフォルト値が私にはイッコ存在していないということだけだ。人生いろいろあるからさ。と言えば、もはや誰も気にしない。

 もう関係のないものだ。そうね、最後に捧げる 埋葬のために そういう布を捧げ持って行った、そういうお話。

 

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